kramija’s blog

アニメの女の子と現実のオタクの話をします。Twitter:Pasupu_otaku

ナナシスポエム2

STAY☆GOLDの歌詞には随所に「虹」という単語が登場する。虹というのはもちろん、晴天の空の下には現れない。なぜ青空になることを望んだ少女たちは、虹の歌を歌ったのだろう。 ねぇ奇跡みたいな僕らはみんないつかは消えてしまうけどひとつひとつの光がいつ…

空想世界の感情にまつわる力学系について

人間と人間の間に成り立つ感情の相互作用を力学におけるn体問題として考えてみたいと思います。空想世界における感情の相互作用を十分な精度で近似するために必要なnの値は現実世界におけるそれに比べてはるかに小さく済むでしょう。現実世界を生きる人間た…

響け!ユーフォニアム2第9話の話

今回は響け!ユーフォニアム2の話をします。2は無印に比べれば難解なシーンが少なく素直に見られるんですが、第9話「ひびけユーフォニアム」だけは個人的に各シーンの意味がすごく拾いにくかったです。特に中世古先輩があすか先輩の靴紐を結ぶシーンは最…

四季について、あるいは声優について

四月下旬から五月上旬にかけてが藤の季節である。桜は四月の中頃には散ってしまうから、丁度桜と入れ違いに藤の見頃が訪れることになる。桜の次に藤、私としてはなんだか出来過ぎた冗談のようにも感じられるが、さておきこの私が花の盛りなんて風雅なものを…

第七新東京区の空

夜空に瞬く星の正体が何億光年もの距離を隔てて光る恒星であることは我々の広く知るところでありますが、この事実は太古の昔から人類が抱く星空のイメージを何ら損ねることはありませんでした。翼を持たない我々の祖先にとっても、様々な科学の翼を手に入れ…

三次元化する二次元アイドル

空想の次元(=二次元)に住む少女たちは、常に現実の次元(=三次元)からの介入に対して無力です。仮に僕が○○ちゃんは俺の嫁!と宣言してしまえば、彼女と僕との空想世界において彼女は僕の嫁になってしまいます。二次元の少女に拒否権はありません。しかし…

star!!からshine!!、そしてBEYOND THE STARLIGHTへ~少女たちは進化する~

BEYOND THE STARLIGHTを初めて聴いた時の正直な感想は、「リズム感や雰囲気は好きだけど、何か心に訴えかけるものに欠けるなあ」でした。 その理由はおそらくタイトルであるBEYOND THE STARLIGHTと曲中で繰り返される「TO BE A STAR」というフレーズの意図す…

Tokyo 7th シスターズ 2nd Live 16'→30'→34' -INTO THE 2ND GEAR- を見ることができて僕は本当に幸せでした。(ライブ感想)

2016.8.21、Tokyo 7th シスターズ 2nd Live 16'→30'→34' -INTO THE 2ND GEAR-当日。 時を同じくして3つの台風が日本列島に接近するという異例の事態の中、僕の頭上には突き抜けるように青い空が広がっていた。 あの朝僕は友人達と待ち合わせ、開演時間まで物…

お前の百合は何色だ

1 俺は性欲が嫌いだ ご無沙汰しております、kramijaです。皆さんは性欲、好きですか?僕は嫌いです。別に性欲が嫌いだからと言って僕に性欲が無いわけではないんですが(と言うか僕はとびきりエッチなオタクです)、とにかく僕は性欲と言うやつが大嫌いです…

立体的日常系論~サザエさん時空からゆゆ式時空へ~

春ですね。kramijaです。毎年春になると思い出すのが、2013年春に放映したアニメ「ゆゆ式」です。と言うことで今回はアニメゆゆ式の話をします。(以上、導入終わり。) 正確には「一般的な日常系アニメというのはどういうもので、アニメゆゆ式はどういう点…

オタクはなぜアイドルに惹かれるのか

今回はアニメの考察ではなく初回記事同様普段考えていることを文章化して整理する(ついでに皆さんに見てもらい同意や批判を頂戴してその完成度を高める)為の記事です。題材はタイトル通り「オタクはなぜアイドルに惹かれるか」 昨今、巷はアイドルゲームや…

響け!ユーフォニアム考察〜あの日、黄前久美子は高坂麗奈の中に何を見たのか〜

しばらくぶりです。kramijaです。今回は予告どおり2015年春クールに放映されたアニメ、「響け!ユーフォニアム」の考察を行いたいと思います。読者はこのアニメを視聴済みであることを前提に進めるのであしからず。(なんかこのへん「響けユーフォニアムと…

物語の再定義とそこから得られるオタクの分類

今回ついにブログを始めることにしたのですが、最近長い文章を全然書いていなかったのでウォーミングアップをかねて僕が普段考えてること(物語論)をそこはかとなく書きつくっていこうと思います。 カメラと物語について 「物語」と一口に言ってもそこには多…